無の探求

通称「なす」 無色で無職な無敵なフリーライター。まだ誰にも染められてません。今ならあなた色に染めるチャンス。2017年7月18日ブログ開設。

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【千年戦争アイギス】大荒れ不可避の4周年記念生放送まとめ

事の発端となった伝説の生放送のまとめ↓

www.munotannkyu.com

もはや伝説となった最悪の生放送から4ヶ月近く経ち、ナルサスの影も次第に薄れてきた中、唐突に次なる生放送が決定しました。 完全に黙殺を貫いた運営が失った信頼は大きく、その後は何をしてもナルサスに絡めて「ヤシャスィーン!」と運営姿勢を揶揄されることとなります。果たして今回の放送は前回の反省を生かせるのか、それとも火に油を注ぐのか、崖っぷちのアイギスは今宵運営姿勢を試されることとなりました。

 

 

チェンジされたメインキャスト

伝説級の事故回となった前回のキャスト(ガッチマン、初音)からほぼ一新され、以下の2名が入れ替わりで加わりました。

▼MC
アメリカザリガニ 平井(芸人)

▼アシスタントMC
菜乃花(グラビアアイドル)

他ゲスト出演予定

 滑舌が非常に悪い上、ゲームを知らずぐだぐだなMCを務めた挙句に終電を気にする発言を繰り返したニコ生主「ガッチマン」は芸人のアメザリ平井へチェンジ。誇張抜きで存在価値のなかった置物女「初音」はグラドルの菜乃花へチェンジ。そして前回は事実上のメインMC(?)を務めた唯一の現役プレイヤー兼ノベライズ担当「ひびき遊」は続投。

ホントに4周年記念?

今回は4周年記念にもかかわらず開発の人間が1人もいないという謎な現場であり、上記のメインキャスト3名の中ではまたしてもゲームについて話せる人間が「ひびき遊」しかいないというお粗末な結果となっています。放送に初めて呼ばれた2人(ゲームをほぼ知らない)と、とうの昔に完結済のノベライズ作家が4周年を祝ってもありがたみは薄く、王子そっちのけで記念ケーキを紹介する様は非常に痛々しいものとなりました。

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以下は会話の一部

平井「お祝いと言えば・・・ケーキ!」

会場「おー(棒読み)」

ひびき「王子が俺ら関係ねぇってwww(コメントを見ながら)」

平井「まあまあ、お祝いする気持ちってことですよね(半ギレ)」

ひびき「おいしそーすごいなー(棒読み)」

「王子関係ねぇwww」というコメントをすかさず拾い上げ、この茶番を王子と共にディスる側に回ったひびき遊に対してアメザリ平井が必死でフォローしていたのが印象的でした。爆笑しながらケーキ茶番をディスったひびきは完全に空気読めてない感じで現場が凍りかけてましたが、わざわざ放送を見に来た王子のリアルな声はあの凍った空気に集約されていたのかもしれません。

また、ケーキ入刀のタイミングで「未来の宮廷画家ナルサス」さんから広告ポイントが入ったことで2chの実況は大いに盛り上がりました。

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意味のないライブドローイング

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ライブドローイングというのは「イラストレーターがイラストを描く様子をライブ中継する」ことを意味するものです。基本的に生放送ならではの企画であり、いわゆる番組における縦軸(メイン)だと思ってください。生放送の前にもこのライブドローイングのコーナーが大々的に宣伝されていました。

しかし、実際に行われたライブドローイングを簡単にまとめるとこんな感じです。

  • 2時間の番組内で中継されたのは3回程度で合計5分ほど
  • 「スタジオ(キャスト3人がいる方)をワイプにした方がよくない?」とディスられる
  • 描き始めと仕上げ(ハンコを押すところ)しか映らない

 

忘れた頃に唐突に一瞬だけ中継されると「あのちっちゃいの(ワイプ)ずっと映せばいいのに」とナチュラルにひびきにディスられる有様でした。また、ライブドローイングなのに「先生が集中できないと思うので映像こっち(スタジオ)に戻しますね」と差し替えられるのはホントに意味不明。今回呼ばれた公式イラストレーター「時雨」さんは実質カメラしかない部屋に1人で監禁され、2時間黙々と絵を描かされ続けただけとなったわけです。描いている様子がほとんど中継されなかったため、生で描く意味は全くなかったと言っていいです。

しかし、そんな環境で2時間でハイクオリティのイラストを4枚も描き上げるというプロの技を見せ付けた時雨氏には賞賛と同時に「かわいそう」というコメントが多数寄せられました。

歴史から抹消されたアルスラーンコラボ

例によってゲームを知ってるひびきが喋り倒すしかないアイギスの歴史を振り返るコーナー。他の2人は全くゲームを知らないので歴史を振り返っても微妙な反応しかできず、てきとーに相槌を打つしかないわけです。一番コメント的に盛り上がったシーンが「結婚記念日を放り出して今日の放送に出演した」ことをひびきがカミングアウトしたところというのがなんといえない感じです。

そして問題になったのはこの箇所↓

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2017年の歴史としては最も最新のアルスラーンコラボについて完全にスルーされている点です。左下に小さく「多数のコラボレーションキャンペーンを実施」とありますが、前回あれだけ目玉としてゴリ押ししていたにもかかわらずアルスラーンの記述が一切ありません。この辺だけコメントも一切拾うことなく、早く終わらせようとしてる感がひしひしと伝わってきます。

完全に難しさを履き違えた難問クイズ

ブラックアーマーを報酬にあて「ガチユーザーならわかる」と銘打たれた難問クイズコーナーですが、どう考えても正解させる気がない悪質極まりないクイズばかりでした。

第1問目

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第一問から既におかしなことになってます。どれが最も多く交換されたかなんて開発側にしかわかりませんし、ユーザーはキャラ性能や見た目からの予想でしか回答できません。選択肢が極端になっていればいいですが、この4択は③のシビラ以外はどれも交換の選択肢としてオススメされているキャラです。2017年11月時点とも書かれていますが、こういったデータは一切公開されていないので「それが何の指標になるんだよ」としか言えません。

第2問目

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これも先ほどと同じく、開発側にしかわかりようがない内部データの問題です。難易度的には糞ギミックで大不評だった①のバルバトスと、数種類しかいない特定ユニットがいないとクリア不可能な②のキメリエスの二択だったわけですが、「クリア人数」ではなく「クリア率」という曖昧な表現に違和感を感じる王子たちも一定数いたようです。

第3問目

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④は唯一ポーズが明確に異なるので水着アンナだとすぐわかりますが、①と③は髪型が微妙に違うだけでほぼ同じ。差分程度の違いしかないシルエットクイズには悪意しかなく、

第4、5問目

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4問目と5問目はキャライラストの一部を切り取ってのキャラ当てクイズでしたが、あまりに一部分すぎて正直ムリゲーです。もし4択じゃなかったら担当イラストレーターでもない限りほぼ誰も正解できないと思います。やり込み度合いではなくただの記憶力出題になってるので、ガチユーザーの意味を完全にはき違えてると言わざるを得ません。

どんなクイズだったら問題なかったのか?

ガチユーザー向けを謳うクイズならば、例えば好感度シナリオで語られているキャラの背景についてを問題にしたり、「作品内に登場する神器の名前を答えよ」みたいな感じのものが一般的なのではないかと思います。そういったものはちゃんとプレイしていないとわかりませんし、回答者がキャラシナリオをちゃんと読んでいるガチ王子だとわかれば運営はもちろん視聴者にとっても好印象なはずです。

しかし今回のクイズにそういった要素は微塵もなく、「正解できた=ゲーム愛がある」につながるとは言い難いです。結果的に回答者のひびき遊とゲストさんはクイズをほぼクリアしましたが、見ていて何かスッキリしないモヤモヤ感が残りました。あのクイズで一体何を確かめることが出来るのか疑問です。

 

誰得プレイコーナー再来

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解説できる人がひびきしかいないのに強行したことで大不評だったプレイコーナーがまたしても企画に入っていました。そもそもこの生放送自体が初心者が見に来てるとは到底思えず、ゲームについて右も左もわからない新参MCに無理やりプレイさせることに何の意味があるのかは甚だ疑問です。「ひびきがずっと喋っててうるさい」という声もかなりありましたが、彼しかゲーム内容を喋れる人がいないから仕方ないんです。彼がいなかったらコーナーどころか番組自体が成り立ちません。特に今回は4周年にもかかわらず開発メンバーが誰一人来ていない(どう考えても前回の件で逃げた)ので、ひびきがいなくなれば誰一人ゲーム内容について言及できないのです。

言論統制されていくニコ生と荒れまくるFLESH放送

今回の放送はこれまでと大きく違う点があります。それは「公式生放送」ではなく「チャンネル生放送」ということであり、ざっくりだとこんな感じの差異があります。

公式チャンネル放送

  • 最大3000人まで同時視聴
  • 開演3分前から入場可能
  • 配信ビットレートは原則384Kbps以下(糞画質)

公式生放送

  • 最大4万人まで同時視聴可能
  • 開演30~10分前から入場可能
  • アンケートやジャンプ機能などがある

 単純に規模がまるで違うと思ってください。4周年記念ならば普通は公式生放送を選択するのが当たり前(というかこれまでの放送は全て公式生放送枠だった)なのですが、4周年の門出を祝う今回に限ってなぜかチャンネル放送に格下げで大幅にコストダウンを図っています。

その結果、放送開始時点で大量の追い出しが発生しました。なにせ今まで最大4万人収容できたのが3000人にまで激減しているのですから、プレミアム会員だろうがお構いなしに弾かれたわけです。そして入れたとしてもチャンネル放送なので画質はDVDどころかVHS以下の糞画質です。これはニコニコの仕様が時代遅れすぎるだけですが、同時放送のFLESH側では弾かれることもなく画質も安定したものになっていました。タイムシフト機能も自動で搭載されており、コメントが流れない以外は完全にニコニコの上位互換だったのが皮肉な話です。

最終的に累計来場者は148,218人、コメント数は79,659となっていますが、人数がコメント数を上回ることは基本的にありえません。そもそも3,000人しか入れない枠に14万人も来場するわけがないんですよ。ちなみに前回の生放送では来場者数が61,606人でコメント数は222,362 となっています。およそ人数の4倍のコメント数になっていますが、多いときは10倍近くになることも珍しくありません。つまり、特殊な放送でない限りは「人数>コメ数」になることはありえないのです。

なぜこのようなことになったのかというと、来場カウントのシステムがリロードした回数までカウントされていた説が濃厚です。今回は3,000人上限のところに一気になだれ込んだわけですから、かなりの数のリロードがあったのは間違いありません。また、アルスラーン関連のコメントをした王子たちが続々とコメントNG及び追い出しをされたらしく、その後二度と戻れなかったようです。ニコ生のタイムシフトを見ても、序盤で大量に見受けられたアルスラーン関連コメントが中盤にはほぼ駆逐されています。それに対しFLESH側の生放送ページではほぼ規制なしだったためにコメント欄は大荒れになっていました。ニコ生ページで弾かれた王子たちの受け皿、そして愚痴の捌け口になっていたのは明白です。

募集期間僅か1週間の「イラストコンテスト」

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番組終盤で急ぎ足で紹介されたイラストコンテストの入選作品ですが、入選作品はどれもクオリティの高いアイギス愛に溢れたものでした。ナルサスで大荒れしていようが、アイギスを愛しているユーザーはちゃんといるという証になった実のあるコーナーだったと言えます。募集期間が1週間しかないというグダり具合でも数百もの候補があったのは正直驚きました。

まさかのアンケートなし 

 チャンネル放送でもアンケート機能は利用できるらしいですが、前回あまりに酷い結果になったせいか今回はアンケート自体廃止されていました。ちなみにその時のアンケート結果は以下の画像をご覧ください。

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「6つのコーナーでどれが一番良かったか」というアンケートでしたが、名前を見ただけでどれだけ内容が薄いかお分かりいただけると思います。(詳しくは本記事上部の記事リンクを参照)

この回の生放送で目玉として紹介された「アルスラーンコラボ」に関するコーナーが③,④,⑤なのですが、合計しても10%弱しかありません。最後の10分ほどで急ぎ足で紹介されたアップデート情報に84%もの票が集まっていることから、ユーザーが生放送に何を求めていたのかは明白です。特に①、②のエアプMCによるプレイコーナーは3%以下という惨状になっており、尺稼ぎにすらなっていません。キャストのやる気のなさもその低評価に拍車をかけたことでしょう。

今回は4周年記念なのに開発メンバーがおらず、放送枠も公式生放送からチャンネル放送に格下げ、そしてキャストもほぼ総入れ替えという有様。アルスラーン関連コメントをNGしまくったことからも前回とその後の荒れ具合を一応認めているようではありますが、姿勢としては完全に「逃げ」の一言に尽きます。

個人的な感想とまとめ

新しく入ったアメザリ平井とグラドル菜乃花については賛否が分かれると思いますが、個人的には2人ともかなり頑張っていたと思います。自らはランク12(30分程度しかプレイしていないランク)であると公言したアメザリ平井からもわかるように、全く興味のないゲームでも2人とも必死に盛り上げようとかなり無理をしている感じは見ていてすごく感じました。(それが透けて見えるのは問題ではあるが・・・)

キャストにやる気が微塵もなかった前回はともかく、今回に関しては人選はかなり改善したと思います。そもそもこのゲームをプレイしている有名人を探すなど不可能に近いですし、知らないなりになんとか盛り上げようと必死になれる人材はとても貴重です。ウザキャラを演じているであろう菜乃花さんはこのゲームを今後もちゃんとプレイし続けてくれるのなら王子たちに受け入れられる存在になる器だと感じました。置物になりがちなグラドル枠でありながら爪痕をしっかり残しています。アメザリ平井はお仕事感が出すぎでそのへんは期待できそうにないですが、MCとしての腕は前回のガッチマンとは比較になりません。やはりそこはプロなのだと思います。やや暴走気味のひびきを上手く静止しているシーンも多々見受けられました。(前回は暴走気味のひびきですら唯一の良心だった酷さ。)

この生放送は同じDMM畑で成功しているフラワーナイトガール(以下“ お花”と略)の人気ニコ生を真似た節があるのでしょうが、やはりお花のキャストが優秀すぎたのだと痛感させられます。お花はキャスト全員がそれなりにプレイしていますし、約一名(川西ゆうこ)に至っては上位数%しかいない重課金層と肩を並べるガチアカウントで毎回ガチャ芸(自腹)を披露するほどのゲーム愛です。普通に美人な歌手でありながら、普段のプレイで最高レアを引けた際に狂喜乱舞してPC画面にスッピン自撮りを添えてツイッターに公開する芸人魂まで持ち合わせています。

以下は該当ツイート↓

本気を出した川西ゆうこさんはこちら↓

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こんな美人さんなのに上みたいにぶっとんでいてガチプレイヤーだったらそりゃ人気も出ます。割と反則です。お花公式放送とは別枠の番外編で彼女が1人で放送をすることもありますが、その際も大量のファンがなだれ込んでくるほどの人気です。

お花プレイヤーは他のソシャゲと比べると民度が非常に高く、初心者に優しいことでも有名です。元々キャラゲー要素が強くギスギスする要素がないに等しいのも要因ですが、それは開発の姿勢がソシャゲ運営のお手本とも言える真摯なものだからでもあります。毎回必ずプロデューサーが放送に顔を出して宣伝も謝罪もスマートにこなす姿勢も高評価の一因になっています。

そもそもの話、ゲームをマトモに紹介できる人材がいないのなら公式生放送なんてするべきじゃないんですよね。アップデート情報だけツイッターで流せばそれで済む話です。「ただ流行ってるから自分たちも乗っかろう」と見切り発車した結果が前回の惨状です。今回の放送は見ていて純粋に楽しめた方もかなり多いように感じましたが、依然としてコラボの騒動について言及する気がまったくない運営に対して不信感が拭えなかった私のような者も確かに存在しているでしょう。前回よりは確実にマシな放送だったと思いますが、それでも4周年目の公式放送として見ればクオリティは酷い部類だと思います。ガチャ天井の実装やおそらく1万円の記念パックの複数販売などで末期感が凄まじいですが、否定的な意見も真摯に受け止めて自分たちがどう在るべきかを今一度見つめなおして欲しいと切に願います。