無の探求

通称「なす」 無色で無職な無敵なフリーライター。まだ誰にも染められてません。今ならあなた色に染めるチャンス。2017年7月18日ブログ開設。

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「艦これバブル」の終焉、不作続きなDMM GAMESの今と昔 Part①

どうも、なすです。

異常な人気となった艦これも、気付けば2013年のサービス開始からもう4年近く経ちました。今でも相変わらず二次創作は賑わっていますが、かつてほどの勢いはもうありません。

この4年間で、様々なブラウザゲームがDMM GAMESに現れては消えていきました。艦これバブルのおかげで今までマイナーだったDMM GAMESのプレイ人口が大幅に増えたのは言うまでもありませんが、下火になった今でも勢力図は艦これの一強と言っていい状態です。

特に最近の新規ブラウザゲームは不発続きで、サービス開始と同時に爆死するケースが散見されます。そのため、この手のアプリではサービス開始前のお約束である「事前ガチャ」が「本サービス」とまで言われている有様です。様々なブラウザゲームを渡り歩いてきたブラゲーマイスター達を唸らせるタイトルはここ数年現れていません。

そこで今回は、現在のDMM GAMESの状況をプレイヤー目線で解説しつつ最近の新規ブラウザゲーム事情を振り返ろうと思います。

 

DMMGAMESを二分する「一般版」と「R版」

一般版は読んで字の如く、全年齢向けのタイトルです。それに対しR版はR-18シーンが含まれているタイトルを指します。DMMはアカウント登録の段階で18歳以上であることを求められるので、実質誰でもプレイできる環境と言えるでしょう。(明らかに10代前半の人たちも艦これやってましたけどね)

上位に君臨するタイトルは一般版とR版を同時展開していることが多いですが、「艦これ」は一般展開しかしていない数少ない例外です。そして現在のDMMゲーマーの多くは艦これをきっかけに参入した人が非常に多いため、どのゲームに行ってもプレイヤーの大半が元提督だったりします。

一般版のランキングを見てもわかるとおり、下火になっても未だに一般版の王者は艦これです。どのタイミングでランキングを見ても5位以下にいたことはほとんどありません。

※ランキングの集計は課金額やアクティブ率などを参考にしているものと思われます

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このランキングを見てもわかる通り、一般版で楽しんでいる人の大半は艦これプレイヤーだと思っていいです。その他のゲームもそれなりに盛り上がってはいますが、話題性に欠けるためイマイチ盛り上がらないのが現状です。

また、R版に関してはそもそも公に話題にできないため、今も昔もひっそりと閉鎖的なコミュニティで盛り上がりを見せています。ちなみに一般とRで同時展開しているタイトルの場合は、基本的にR版の方がランキングが高い傾向です。エロには勝てないってことですね。

現在のDMMGAMESのメジャータイトルを紹介

息が長く、ランキング上位の常連タイトルを紹介していきます。

艦隊これくしょん‐艦これ‐

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http://www.dmm.com/netgame_s/kancolle/

もはや語るまでもないレジェンド。2013年のサービス開始から今に至るまでトップに君臨し続け、幾度の炎上騒動すらものともしない王者の風格を見せます。現在はアーケード参戦が社会現状になったりした異常人気も下火になり、プレイヤー層は鬼畜イベントマップを潜り抜けてきた歴戦の猛者たちで固まりつつあります。あの頃がホントにおかしかっただけなんですよ。

千年戦争アイギス

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http://www.dmm.com/netgame_s/aigisc/

艦これとほぼ同じ時期にサービス開始したR-18の長寿タイトルです。ブラウザゲーとしてはもちろん日本のゲームジャンルとしても非常に珍しい「タワーディフェンス」のゲームであり、戦略性の高いゲーム性でプレイヤー層から高い評価を得ています。私もずっと続けているタイトルですが、最近流行りの「脳死ポチポチゲー」とは完全にジャンルが違うため、ちゃんと「ゲーム」として楽しめるのが最大の魅力です。現在は一般版も展開されています。

しかし、2017年7月のアップデートで唐突に「アルスラーン戦記」とのコラボという誰得なイベントが公式生放送で発表され、番組終了後のコーナー別満足度アンケートでプレイヤーの9割が無関心を示すという事件が起こりました。

しかし本当の事件はそれからでした。いざイベントが開始されると「R版ではイベントバナーすら表示されない」という暴挙を犯し、アルスラーン側のコラボ合意条件が「R版では表示させない」というものだったことが確定的に。そのためイベント期間中は一般版でしかイベントがプレイできない仕様です。しかも、一般版で獲得したコラボキャラはR版では使用できない(両者でデータは共有されている)という有様でした。つまり、このイベントに参加するということは今後一般版でしかプレイできなくなるようなものだったのです。

元々R版で開始されたタイトルだったこともあり、R版を完全に切り捨てる謎コラボに対し多くのプレイヤーが声を上げる大炎上となりました。

更にアルスラーン自体がアニメを例に出すとどちらかと言えば女性受けを狙っていたこと、そしてコラボ限定キャラ4体のうち3体が男キャラだったことなどが「男性向けRタイトル」として致命傷となりました。更に更に、その限定キャラが「戦略性を謳うこのゲームにおいて既存の常識を覆す壊れ性能だった」ことも更なる燃料となったのは言うまでもありません。このことがキッカケで、イベント中のランキング順位を大きく落とすことになりました。

 詳しくは以下の記事を参照↓

www.munotannkyu.com

FLOWER KNIGHT GIRL‐フラワーナイトガール‐

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http://www.dmm.com/netgame_s/flower/

サービス開始は2015年初頭。当時はまだまだ艦これ全盛期だったのであまり影がありませんでしたが、サービスインしてすぐに大事件が起こりました。

それは後にネタとして語り継がれることになった「じゃぶじゃぶ課金事件」です。

netgeek.biz

簡単に説明すると、ゲーム内のタブ「遊び方」の説明文に「プレイヤーがじゃぶじゃぶ課金したくなるような射幸心を煽りまくる説明文」と書かれていたことから始まりました。ミスで開発段階の指示文が載ったままリリースされたものと思われますが、当然ながら各方面で炎上したのはいうまでもありません。

当時はゲーム内容もまだ洗練されておらず、所以「クソゲー」評価だったため出鼻をくじかれた状態になりました。しかし、その後はプレイヤー目線でのUI改善や要望をしっかりカタチにするなど、丁寧な運営を重ねた結果現在は「良運営」の評価にまでのし上がっています。現在は一般版R版ともにランキング上位の常連となり、艦これに次ぐDMM GAMESの顔と言ってもいい存在です。公式ニコ生も頻繁に行われ、放送時のコメントや2chの反応を見る限りプレイヤーの民度はいい意味で非常に高いと思われます。

また、当時の「じゃぶじゃぶ課金」の件は公式でもネタ扱いされており、公式主催のオンリーイベントの名前が「じゃぶじゃぶマイドアリ」だったりします。「マイドアリ」とはゲーム内に登場するアリのモンスターの名前で、マスコット的存在です。

ちなみにゲーム内ガチャは極悪仕様であり、最高レアの☆6(通称“ 虹鉢”)はなんと排出率0.5%。一つ下の☆5(通称“金鉢 ”)でも6%。リアルマネー換算だと1万円ぶっこんでも☆6の期待値は僅か15%です

それでも上手くいってるのは運営の「侘び芸」のおかげでもあり、事あるごとに課金アイテムを大量にばら撒きます。

例えばこんな感じです。

  1. メンテが1分でも延長すればお詫び
  2. 自分たちに非がないDMM側の接続障害でもお詫び
  3. ツイッターでちょっとミスタイプしただけでもお詫び
  4. お詫びが正常に配布されなかったことへのお詫び

お詫び以外でも毎週のようにキャンペーンでアイテムをばら撒くため、ガチャさえしなければ華麗石(課金石)が1ヶ月で100個近く増えることもしばしばあります。これは11連ガチャ2回分に相当する量です。つまり、課金しなくてもガチャがかなり回せるわけです。(それでも☆6は滅多に出ないが…)

ゲーム内容としては色々と戦略性が追加されたもののどれもオマケ程度で、所以「脳死ポチポチゲー」の域はでていません。とにかく「かわいいSDキャラの女の子が動きまくるのを眺めるゲーム」だと思ってください。その脳死っぷりから、ネタ的な意味で「ゲー無」なんて呼ばれたりもします。

あまり戦略性が求められないゆるいゲームだという点が「高い民度」の理由なのかもしれません。

お城プロジェクト:Re

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http://www.dmm.com/netgame_s/oshirore/

2014年のサービス開始から間もなくして大規模長期メンテに突入し、約1年の沈黙を経て改修、復活した不屈のゾンビゲー。タイトルの「Re」はまさに「帰ってきた」ことを意味しています。

千年戦争アイギスと同じ会社が運営しており、このゲームもジャンルは「タワーディフェンス」。こちらは一般版しか存在しないのがアイギスとの違いの一つです。

同じタワーディフェンスでもアイギスとはシステム的に大きく異なり、こちらはアイギスほど素早く細かな操作をあまり必要としません。難易度的にはこちらのほうが下でしょう。

しかし、ガチャに関してはアイギスが最高レア排出率3%なのに対し、城プロは1%。そして同一キャラ合成によるレベル上限解放や装備品の要素などがあるので、ガチャで一人ゲットできればどうとでもなるアイギスに比べるとその点はかなりマゾいです。

また、復活前のお城プロジェクトをプレイしていたユーザーには金額にして数万円分のとてつもないお詫びに加えて「全キャラ全装備引継ぎ」が行われているため、新規プレイヤーとの間には大きな格差があります。今から始める人は、中盤あたりで大きな壁を感じるかもしれません。

 

神姫PROJECT

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http://www.dmm.com/netgame_s/kamipro/

2016年サービス開始。ブラゲー界の問題児「テクロス」が提供する炎上タイトル。

基本R-18なことに加え、システム面で「グラブル」に酷似していることから「エロブル」なんて呼ばれている問題作です。もともとは「神姫戦舞 ロストグリモワール」という厨二くさい名前で事前登録の受付をしていましたが、ソースコードにグラブルのPVリンクが存在していたことを指摘されてパクリ疑惑がほぼ確定、戦略的撤退をカマします。そして事前登録開始から2日で消えるという壮絶な最期を遂げました。

その後は現在の名前で復活したものの、現れたのは性懲りもなく「グラブルの劣化コピー」でした。さすがテクロス。

しかし、ゲーム自体は昨今のDMMゲームズの不作続きの中においてマトモな方だった(まあグラブルベースだし)ので生き残ることには成功しました。首位とはいきませんが、現在はイベントがあるとトップ5あたりによく登ってきます。

その後も不祥事の度にお粗末な対応を繰り返し、テクロスの悪名はどんどん広がっていきます。現在は屈強な課金兵によって支えられているようですが、彼らは支えると同時に主人に牙を剥く狂犬たちです。彼らを純粋な味方と捉えることはおそらく出来ないでしょう。運営の姿勢とプレイヤーの民度は比例するものなのです。

ちなみにDMMGAMESの中でもトップクラスの課金力と張り付き時間が求められるタイトルであり、システムの煩雑さも相まって新規には厳しいタイトルかもしれません。ギルドシステムとそれに準じたギルド対抗イベントもあるため、「数日ログインしなかっただけで除名される」ことも頻繁にあります。まったりプレイしたい人はガチではないギルドを探すか、ソロを貫かないと厳しいでしょう。

現在は「DMM GAMESにグラブルが参戦」という事態になっているため、両者の今後の関係性に期待が集まります。

 

PART2へ続きます↓

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