無の探求

ひねくれすぎて社会に馴染めなかったぼっちフリーランス(Webライター)の根暗ブログです。記事テーマはゲーム、ライター関連、ネットの話題など色々。2017年7月18日ブログ開設。

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【お知らせ】事務所を退所することにしました

どうも、NathVieです。

昨年末から半年ほど所属していた事務所のKiiiを退所することにしたため、本記事にて経緯をお話しします。

事の発端は6月はじめに起こったKiiiに所属する大手Youtuberの方々の一斉退所です。事務所設立の初期から在籍している彼らが口を揃えて語った退所の理由は「尊敬する社長がいなくなったから」というもの。Kiiiの社長は今年の3月末頃に代わっており、その連絡は私にも届きました。社長交代に際し「誠意を示すために直接出向いて挨拶がしたい」との連絡もマネージャー経由でありましたが、コロナ禍であちこち飛び回られるのは正直テロなのでそれは断りました。さすがに向こうもある程度断られる前提でのパフォーマンスだったのだと思います。

前社長も現社長も私とは全く交流がないため、両者がどういう人物なのかはわかりません。しかし前社長はKiiiを支えてきた古株所属タレントの方々から絶大な支持があったらしく、社長退陣を理由にKiiiを退所した方々の多くはその前社長が新しく立ち上げた会社に移籍したようです。さすがに事が不穏すぎたので「言える範囲で詳細を教えてほしい」とマネージャーさんに言いましたが、届いた回答はやはり要領を得ないもの。末端タレントの私の耳には当然詳細は入ってきません。これは大人の事情なので仕方ないですが、モヤモヤは残ります。

6月のはじめに大手の4人が一斉に退所報告した時は、理由が理由なので同事務所ながら他人事のような感覚でした。なにせ私は社長と一切交流がないですし、まあそういう理由なら退所するのも当然の流れだよねと。私も同じ状況ならそうします。しかし6月半ばになると他の所属タレントの方々も一斉に退所を報告し始め、気付けば最初は4組だった退所勢が20組に迫る勢いに。後に続くかたちで退所した方々の理由は「マネジメントが不満」「みんなやめるから自分もやめる」など様々。誰の目から見ても事務所として完全に瓦解し始めてます。

私の退所理由は誇張抜きに「所属する意味が全くないから」です。不定期のライブ配信と「ゆっくり実況」という案件には不向きな活動スタイルなこともあるでしょうが、昨年12月に所属して今年6月に退所を決めるまでに事務所経由で紹介していただいた案件はたった5件。そのうち2件は報酬額すら不透明でまともな案件ではなかったため、実質3件。そしてその3件のうち2件は過去何度も断ったMildomからの勧誘。まさか通算5回もMildomから勧誘されるとは思わなかったですが、勧誘の度に契約の報酬面が露骨に下げられてる時点で喧嘩売られてるようなもんです。担当者がコロコロ変わりすぎてまともに引継ぎできてないのでしょうか。まあこれはKiiiではなくMildomが悪いです。そんなこんなで半年間で「案件ゼロ」を達成しました。

そして2月から3月にかけては案件の進捗確認メッセージ(すべて「進捗なし」ではあったが)が定期的に届いてましたが、次第に不定期になり月単位で更新が途絶えました。時期的には社長が代わったあたりと重なります。忘れていたのを思い出したかのように唐突に進捗確認が来たこともあり、いくら空気タレントとはいえ雑な仕事をしていた印象は拭えません。その件を確認してみると、やはりただ忘れていただけでした。どうせ進捗なしだから別にいいだろうと軽視されていたのでしょうか。

約半年間で電話やチャットでまともに話し合った回数も10回未満で、案件進捗の確認はおろかそれ以外の交流もほぼなし。誇張抜きに事務所に所属する意味がないです。初期のマネージャーが退職して別の方に交代したことがありましたが、その際の大事な電話連絡で名前を間違えられ続けたのは正直訂正する気も起りませんでした。最後の最後に慌てて名前を言い直した時の「あ、ヤベッ」という心の声はどんな連絡事項よりも鮮明でした。そして退職に至った理由も「結婚するにあたり今の仕事が不安になった」というもので、それを自身が受け持つ所属タレントに何食わぬ顔で言える神経はいかがなものかと。間接的に事務所が不安定だと言ってるようなものです。色々呆れて結婚報告に対して「おめでとうございます」と反射的に言えませんでした。報告タイミングを見るに大手の方々が一気に退所して事務所が傾くことを内部情報で早く知っていて、結婚を理由に泥船から逃げた可能性もチラつきます。他の社員もこのタイミングで数名退社しており、もはや隠す気もないのかと呆れるばかり。こういった疑惑は生まれた時点で真偽に関係なくしこりを残すものです。

そもそも一匹狼の私が事務所に所属することにした最大の理由は「何かあった時の後ろ盾が欲しかった」という点。案件は最初からさほど期待してませんでしたし、他の所属タレントの方と交流する気も正直ありませんでした。要するに事務所を都合よく利用したかっただけです。所属前の打ち合わせでも「僕らを都合よく使ってください」と言われていたので、じゃあそうしますとなった次第です。しかし動画投稿に関しては所属前と同様に全て自分でこなしており、一切のサポートを必要としませんでした。それゆえに滅多に来ない業務連絡のみの薄い関係性になった可能性は否めませんし、こちらから歩み寄ろうとしなかったのもまた事実ではあります。しかし、週1の業務連絡すら忘れられる関係ではそんな気も起りませんでした。

ちなみにKiiiではUUUMのように所属タレントが得たYoutube収益からマージンを取ることはしておらず、案件の仲介料をはじめグッズ展開やイベントなどで利益を出しています。UUUM退所騒動の際によく争点になるマージン問題がないこともあり、「所属するにあたりデメリットが全くと言っていいほどない」と打ち合わせでも言われました。もしマージンがあれば私は絶対所属を決意していませんし、それは最初の打ち合わせでも真っ先に聞いています。しかし案件やイベントなどに絡まなければメリットも全くないわけです。それどころかまともな交流すらほぼゼロでした。

他にも事務所に対して疑問や不満は少なからずありましたが、目立ったデメリットもなかったので判断を急がず長い目で見るつもりでした。マネージャー交代の件も呆れただけで、時間が経ってから「そんなこともあったねー」と昔話のネタにするくらいで済ますつもりだったのです。しかし歯止めの利かない退所ラッシュとそれに伴う不穏な空気。私が抱えていたしこりも次第に表面化し、事務所と今後いい関係を築ける気がしなくなりました。そもそも半年もいて数える程度しか連絡取り合ってない時点でどうかしてるのです。

そして最終的に退所を決めるキッカケになったのは「Kiiiパーカー」の件。これはKiiiの公式グッズのようなもので、所属タレントの証としての意味合いもあるちょっとした特典です。私も所属して間もない頃、それを送りたいのでサイズと住所を教えてほしいと聞かれました。そしてあれから半年、正式に退所手続きが完了するその時までパーカーが届くことはありませんでした。これはマネージャーに完全に忘れられていたためです。引き継いだ新マネージャーにそのことを確認すると、やはり引き継ぎ項目からも漏れていたことがわかりました。

あまりに何も進展がないので正直私も忘れかけていました。最後の話し合いでふと思い出して話題に出さなければ、話自体が完全になかったことになっていたはずです。「公のイベントに不参加だから送られてないだけでまさかホントに忘れてるわけじゃないよな」なんて思いつつ、確認してみるとそのまさかだったわけです。単体で見れば些細なうっかりミスかもしれませんが、発覚したタイミングがあまりに悪すぎました。名前を間違えるだけでは飽き足らず、所属の証すら半年間も忘れられてたわけです。どう取り繕ってももはや言い訳にしか聞こえません。確認した翌日には「発送しました」と連絡が来たため、その程度の作業を半年間も放置されていたことになります。もう呆れてものが言えません。すぐ貰えていたはずの所属の証をどういうわけか退所後に受け取ることになったのもまた酷い皮肉。これらは嘘みたいですが全て事実です。

退所する際の対応も褒められたものではなく、合意書の内容を確認すると既に退所した方々の大半が要項を守っていないことに気付きました。その件を指摘すると、あっさり違反者の存在を認めた上で残念がるだけという対応。そんな合意書に一体何の価値があるのでしょうか。ほとんど守られていない合意書に対して合意を求められても到底無理な話で、言ってしまえば退所者に対する「圧力」のような内容でした。全て事実ですが、この記事も合意書的にはグレーゾーンです。合意書の具体的な内容に関しては伏せますが「退所する理由を世間にしっかり話したらどうしても合意書に違反してしまう」と言えばわかりやすいでしょうか。

長くなりましたが退所に関しての報告は以上です。結局半年間で事務所絡みの活動報告は所属発表と退所発表の2回だけでした。あまりに「無」すぎて私が事務所に所属していたことすら知らない人のほうが多いと思うので、今後も何事もなかったかのように個人で頑張ります。